第8回埼玉県自転車タイムトライアルロードレース

須藤むつみ@牛です。レースレポートおば。
掲載写真は毎度お世話になっております、
RGJチームオフィシャルカメラマン加藤 智氏による撮影。
いつもありがとうございます!


・大会名 加須こいのぼり杯・第8回埼玉県自転車タイムトライアルロードレース大会
・日時  2014年5月11日  
・会場 埼玉県加須市利根川上流河川敷内首都圏氾濫区域堤防強化事業の工事用道路
・気温 23度から25度(晴天)
・コース状況 かなり乾燥しているが風はほぼなし。
・距離  10km(5kmで折り返しするコース)完全なフラット。
・リザルト(順位・タイム・タイム差他) 1位、
16分04秒331(ただし走行距離が10.5kmのような?)
公式リザルトでは平均時速37.33km/hですが、手元のメーターでは38.2km/h
・前日の就寝時刻 23時
・起床時刻 朝4時
・レーススタート時刻 10時


・使用機材:
マシン・インターマックスのサンペリグリーノ(Sサイズ)
ホイール:BOMAカーボンホイール、フロントが50mmハイトのTH-11C、リアはディスクTH-DDで。
ギア・フロント楕円ギアのBIOコンセプト53-42、リア12-23、クランク165mm
ペタルと靴・シマノ(シューズカバーはなし)
ハンドル・VisionのTT用ハンドル、DHバーはT2+、
ステムはDixNaの関節ステム、この関節ステムのおかげで腕をかなり下げれられる
前傾ポジションを再現できた。体の小さい選手がTTポジションを作るには有効かと。
サドル:アダモ(今年から使用)

ヘルメット・オージーケーカブトのモストロTT仕様(ホワイト)
今年から、TTレースにはコレで行ってみた。アタマ回りの風の抜けが良い!
グローブ・オージーケーカブトのPRG-4(レッド)
薄手のグローブなので、TTにはオススメです。
ボトル・オージーケーカブト
ボトルゲージ・オージーケーカブトのRC-6
TTではあえて、ボトルを付けたままの方が空気抵抗少ないと考えてます。


メーター・ガーミンのエッジ500
キャットアイのステルス50はハンドル周りの作りの影響で
メーターを1つしかマウントできず装着を断念しました。


服装:チャンピオンシステムの新タイムトライアル用のスキンスーツ。
ロード用のワンピにない、TTポジションになったときのフィット感が抜群。
願わくばシューズカバーも使いたかったがアウトになるかも、という話だったので今回は装着を断念。


靴下はR×L SOCKSのTBK-256Nを。
滑り止めのついたTBK-300Nも良いのですが、気温が高くなりそうなので、
今回は生地が薄めで、丈の短い方をチョイス。

・ウォームアップ開始時刻とその内容
8時ごろにコースを実走距離のみ、RGJチームの全員でチームTT走行の練習をしながら。
その後、その後に、レース40分前に20分間のローラー台によるアップ。
途中で2分だけ上げるのを2回のみ。気温が上がりそうなので
ダラダラ汗をかくアップはしないように、あと日差しも浴びないように。
水分を途中でマメに補給しながらアップ後にTTスーツに着替える。


・レース目標
今月からFTPを180Wにあげたこともあり、その内容を反映したい。
さらに昨年大会でペーシングを誤って後半2kmがかなりタレて失敗したので、
今回は最後までしっかりと追い込めるようにすること。
あとは平均時速を昨年大会より上げて、39km/hは出したい。
タイムは16分を切ること。そして連覇!


・レース戦略
試走の時点では、行きが向かい風、帰りが追い風基調だったので、
最初に追い込みをしすぎないように、帰りで最後の2kmからは一気に追い込めるように
ペースを守ること。


・戦略上で注意すべき選手
特になし。追い抜きの時に迷惑にならないようにだけ注意した。


・レース前の食事(内容と戦略)
朝が早かったので、無理して早朝には食べず6時ごろにサンドウイッチを軽く。
あと試走後にオニギリを1つ。それと暑くなりそうだったのでCCDドリンクを多めに摂取。


・スタート時の覚醒水準(集中力)
これは毎度のことですが、かなり集中はしてます。


・スタート前に使用したマッサージオイルやサプリメントなど
暑かったのでオイルなどはなし、日焼け止めは顔だけに塗布。


・レース中の補給内容
距離が短いのでCCDドリンクを持っていたが、走行中は補給なしで済んだ。


・レース後に摂取したサプリメントなど。
CCDドリンクの残りを飲んだのと、オニギリなどを食べた(レース距離が少なかったので)。


・レースの内容を簡潔に。
スタートは落ち着いてペタルをはめて、その確認後しっかりとダッシュ
その後は最初の2kmを「我慢の子」でペースを上げるすぎないように走る。
橋を通り過ぎたあたりが2km通過地点なので、そこから徐々にペースアップ。
何人か先に出走した女子選手をパスしていくと、後方から男子選手が追いつく。その強いペタリングに奮起しながら、頑張って進むと5km過ぎて折り返し地点。


折り返しからは若干の追い風に変わるので、ここから更にペースアップ!
行きは38km/h、帰りは平均40km/hぐらいで残りでタレない程度にキープ。
残り3kmぐらい?で高山選手の姿も捕えて「あ、女子全員抜いたな」と確認。
残り2kmは、行けるところまで行こう!と猛烈に踏み込んでゴールした。

・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合
レース数日前に膝に違和感があったが、これは何とか解消した。
だが湿布を貼ったところがかぶれてしまい、痒いのには参ったが走りには集中できた。
機材やコンディションは万全、気温もあまり上がらなかったのも良かった。


ゴールしてからは猛烈に肺が痛かった。かなり空気が乾燥していたようだ。
後からゴールするRGJチーム選手たちも咳き込んでいた。


・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点
(トレーニング、体調管理、機材、その他) 
準備は4月のチャレンジロードレースの直後からおこなっていたので足りないことはなかった。
結構、早くにポジションは固まったので、TT走行の練習をロード練習と並行して重ねながら、ホイールバランスやタイヤ、ヘルメットにスーツ、サドルなど本当にいろいろと実験をして、数日前には通しリハもおこない、試せることはいろいろと試していたのがよかった。


あとは、6月の全日本個人タイムトライアル選手権大会に向けて
もっと空力に関する工夫をこらしたい。
それと膝には注意しながら、引き続き調整をおこなう。