ツール・ド・北海道2014 市民ステージレース(その2)

・個人ロードレース(クラスB、C混走)〜90kmと距離は短くはないが、殆ど平坦で見通し良い直線道路が多く逃げが決まりにくいコース。75km地点位から出現する2回の丘が勝負の別れ目になると判断。
序盤は落車リスクを回避するためローテーションに加わりながら集団先頭から20番手以下には下がらないように走った。集団はミディアムテンポで進み時折逃げを試みる選手がいるものの決定的な逃げは決まらない。
75km地点を過ぎ上りに突入、優勝、入賞を狙う選手が集団の先頭に位置し積極的にペースアップを図る。たちまち100名近くいた集団は10名程に絞られそのまま78km地点から始まる最後の上り坂に・・。そのままの人数で最後の丘を超えた時点で手段に女子選手は居なく女子の部1位は確定。
このままゴールスプリントに突入した。当初スプリントで圧倒的に強い遠藤選手の番手に着く作戦だったがゴール手前の最終コーナーでミスをしてしまい集団の後方に。そのまま集団後方でゴールした。初日ステージC上位だった選手が登坂区間で多く遅れた為、2日目を終わり総合Cで3位にジャンプアップした。


クリテリウム:スタート直後から中学生が積極的にペースアップ150人以上居た選手が1周目で15名、2周目には10名になった。2周回終了時点で女子選手がいる第2集団とは30秒以上のタイムギャップがあり女子優勝は当確。このまま逃げ集団はペースを緩める事無くローレーションを繰り返し後続集団とのタイム差を開いていく。このままゴールスプリントになり逃げ集団の6位でフィニッシュ!女子1位、3日間のタイム合計で争われるステージCで3位入賞を果たした。



・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合:
今年のツールド北海道はレース後の車での移動距離が長くレース以外での疲労が多かった。体調不具合違和感は無し。筋疲労はあるものの疼痛、違和感など無し。機材トラブル不具合無し
・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点(トレーニング、体調管理、機材、その他):
レーニング〜アイアンマンレース出場の為、ロードレースに対応する強度での練習不足の為ロードレースに対応する事が充分出来ていなかった。同じ自転車で走るという観点からみると共通だが走る強度、運動時間が全く異なるため両立が課題。
体調管理〜仕事、プライベートが多忙を極め睡眠時間が充分に確保されていない状態であった。


機材〜ロード、クリテリウムではBOMAのロードレーサーC1  
タイムトライアルではBOMAのTTバイク・スウープを使用。WheelはTH 11−CC、TH-DR。


上記の内容から今後のトレーニング内容を簡潔に
○インターバル練習(男子選手と同一メニュー)の継続〜10分:270W 30分:350W等
○ ペース走(男子選手と一緒に) ミディアムテンポで4〜6時間の継続
○ 回復走もしくは他種目ワークアウト(ランニング、水泳、ローラスキー等)
○ ピスト車を使ったペダリングスキルトレーニン
上記4つの練習を柱に身体にダメージを溜めすぎないように調整しつつ量より質重視のトレーニングの実行。