8月14日:埼玉県車連トラック記録会

Ready Go Japan の斉藤 千夏です。
埼玉で行われた記録会のレポートです。
※RGJチーム事務局より:レース直後にはレポートもらいましたが、
3つ続けて斉藤選手レポート掲載となるので、
あえて間をあけて本日の掲載となりました。ご了承ください。


大会名:埼玉県車連トラック記録会
日時:2013年8月14日(水)
場所:埼玉県・大宮競輪場
天気:晴れ


初めてのトラック参加という事もあり、
ルールも基礎的な事も分からずの参加となりました。
当日は須藤大輔監督がルールを教えてくれて、アップ開始しました。
アップがてら、バンクを走ってみるものの、2周目までやや傾斜がある為
「怖い。転倒しそう」と思いました。
3周目からは、「30km/h以上出てれば怖くないんだ」と思うようになりました。
アップもそこそこにし、その後他の選手が走っている姿を見学しました。見学している間に、そろそろ自分の番になりそうだったので準備しました。


「ギアーは変えてはいけない」と言われたので、
アチェンジもせずバンクの上に立ちました。
クールダウンした時にギアーを軽くしていた事を忘れて・・・。
バンクの上に立つと、物凄く緊張しました。
そして、今まで後ろを押さえてもらっての発進をした事がなかったので
「大丈夫かなぁ?転倒しないかなぁ?」と不安でした。
でも、須藤監督が押さえてくれていたので「大丈夫、大丈夫」と
自分に言い聞かせました。


ピストルの音がして、スタートとなりました。
スタート直後に「うわ、ギアーが軽すぎる。でも変えられないしなー」と
思い、仕方なくそのまま走行しました。
結果は、2kmを3分26秒でした。


2種目目は、午後の予定が早めに行うことになり、いざ準備へ。
またもや 緊張するも、はじめほどではありませんでした。
はじめの様に軽すぎるギアーでのスタートにならないように、
スタート前に三枚程重くしてスタートしました。
やはり重くしてのスタートの方が走りやすく、
サイコンを外すよう指示があり、ケイデンスがどれ位だったか
正確に分かりませんが、感覚ではケイデンス80後半くらいの感じでした。
結果は、500mを45秒でした。


本来は、これで終了の予定でしたが2kmを
もう一本やって良いとの事で走らせて頂きました。
500mの時と同じギアーでのスタートです。
いざ走ってみると4周が長く感じました。
2周目では、「スピードが落ちている」と自分で感じました。
それと共に心拍が上昇している感じもしました。
「残りの二周で、どれだけ今のスピードが維持できるか?
これが結果を左右する」と思いました。
そして、「今の心拍でラストにどれだけ追い込めて、
どれ位の距離なら追い込めるか?」と自分に問いかけました。
答えは、150mでした。今の自分にラスト追い込める距離は、この程度でした。
残り150mになった時点でスピードをあげ、残り50m切った地点では、
ラストスパートをかけました。結果は、2kmを3分13秒でした。


今回、初のトラック走行して感じたことがあります。
やはり、自分に足りないのは持久力。
短い距離は、どうにかなっても少しでも距離が長くなると
失速が明らかになるという事でした。
失速を最小限に食い止めるには、何が自分に必要か?
これを分析して、改善しない事には今より速くはなれない。
そう感じた記録会でした。


このような貴重な経験をできたトラック記録会を開催してくださった
埼玉県自転車競技連盟の皆様へ御礼申し上げます!