第8回全国ジュニア自転車競技大会

雨が降り気温も15℃と低くアップもすませましたが、気温も上がらず寒い中スタート。
スタートして1周目過ぎほどまで特に動きもなく、レースなのかと思うほどのスローペース。
集団交代もスムーズに回らずあまりにもけん制しすぎだしスローペースすぎるので、ペースアップを何回かしますが集団交代も成り立たず変わらずそのまま。


1周目半過ぎほどで自分が決めていた少し登りのある所でアタック。
右への直角ターンに、突入スピードが速すぎてオーバーランしてしまい反対側コースとの仕切りパイロンまで超えてしまうという事がありましたが、
私は運良くなにもなくそのまま全力で踏み続けて後続を一気に離そうとしました。
しばらくしてすぐに弱登りもあり、残り500mという標識も見え逆バンクの最終コーナーを過ぎ登りのホームストレートに入りそこで残り2周。


3周目に入ってすぐコース上で長い登りに入りますが、スピードも落とさず一定で必死にペダルを踏んで自分で“逃げ切れる”と思いながら何のアクシデントもなく3周目完了。
スタート/ゴール地点でラストラップ告げる鐘がなり、残り1周。


私の頭の中ではその時、とにかく逃げ切るという事ばかりで、今の自分の力がどれ位なのかを知りたいのもあり、とにかく全開で走るあまり、
コースの中でどこに気をつけるとか予測することも考えずにバカみたいにそれでいっぱいで・・・
初めの登りを登ってしばらく下り、ほど良く乗ったスピードでゆるく左に抜けたストレートエンドに現れる左直角ターンで、追いついてしまった男子の選手を避けようとして落車。


雨でこうなる事を予測して自分で考えて走る事が出来たはずなのに最後の最後で本当に無意味な落車をしてしまい、情けないしすごく反省しました。


落車してすぐに自転車を起こしハンドルもレバーも“ハの字”になって曲がってしまい、ブレーキもシューがリムに当たっていたので、
すぐに乗りながら治して気を取り直してゴールまで向かいました。


バイクの先導員の方が何度もタイム差を伝えてくださり、ゴールまで残り何キロになった所で後続との差は1分10秒。
レース中、父や妹の声が通るたびにハッキリと何度も聞こえました。


父も妹の声も通り過ぎ残り距離の標識板もどんどん数が減っていき最終コーナーを気をつけて曲がり、逃げ切ってゴール。


今年最後のロードレース。どう走るかずっとイメージして練習してきたし、
去年の悔しい結果もずっと残っていたし途中、落車してしまったけど自分の力で1位でゴールする事が出来てよかったです。


今シーズンのロードレースはこれで最後。これから冬に掛けてシクロクロスシーズンです。
休む時間もありませんがいつも通り精一杯やろうと思います。




前日のコースチェック。
翌日とは正反対のいい天気。
お兄ちゃんがアルバイトして買ったDi2。今回より私が使う事に。家族で一番の待遇、負ける訳にはいかない。


楓華、スタート前。

スタート。

序盤、未登録高校生が混じった三人で。

その後、単独で抜け出しましたが、最終コーナーで転倒。何とかゴールしたところです。擦過傷と、一部皮膚がえぐれ、血が流れてて痛いたしかった。

ふうか表彰式です。

聖香、スタート。

1周半過ぎ、アタック開始。

残り2周。
このあと自分のミスで、大事な相棒に無意味な傷を付けてしまうことになるとは・・・。

写真は母でした。