第14回全日本自転車競技選手権大会ロードレース

6月26日岩手県八幡平の岩手山パノラマラインをコースに開催された、
第14回全日本自転車競技選手権大会ロードレースに出場しました。
女子エリートは、124km(15.5km X 8周)。
全日本…、そう、ロードレース界の日本一を決める大会です。
当然、すごいメンツです。。。

前年度チャンピオンにオリンピック選手に。。。
そんな中、まだまだひよっこの私が同じスタートラインにたてることにまず、感謝。


いよいよ、女子のスタート。

序盤は、なんと私たちが集団をコントロール!!

レース中盤の様子。

レース終盤。
一度、先頭集団から離れるも、

再度、先頭集団に復帰。

よし、このまま行けば…
と、ちょっとした油断と自分のスキルの無さが・・・
「あっっっ!!!!!」
ラスト1周回を目前に、
コース途中にあるS字カーブで曲がりきれず、コースアウト。。。
が、不幸中の幸い?!辛くも落車をしなかったので、なんとか、コース復帰。
最後は、完走したい一心でただひたすら走り続け、

監督の激を受けながら、最後の最後、
ゴール手前で選手を一人かわし、ゴール。



結果は、4:00:56 トップとの差/06:49、11位でした。


昨年は、3回もパンクをしてしまい、無念の途中リタイア。
それから比べれば、
完走できたことは自分の成長を実感でき、うれしいことではあるのですが、
振り返ると、
自分の技術の無さとレベルの低さを痛感したレースとなったのでした。
ロードレースって、奥が深いですねぇ。。。(汗)




今回のレース、無事完走することができましたが、
この完走、
決して私自身の力だけで成し遂げたものではありません。


まず、本当はレース後にお礼を言いたかった選手がいます。
それは豊岡英子選手(パナソニック・レディース)。
途中、一度集団からちぎれ、
豊岡選手と智野選手(MUUR ZERO)と3人になった場面があります。
この時、先頭集団はすでに視界になく、
再び集団に追いつくのは無理だと心の中で思っていました。
ところが、豊岡選手は全くそうは思っていませんでした。
「絶対、先頭集団に追いつくからね!!」と、
あきらめかけていた私の心の声を打ち消すかのように、
声をかけて下さり、一生懸命先頭集団を目指し、智野選手と交互に、
引いてくださったのです。
先頭集団への復帰は、豊岡選手のリードがなければありえなかったのです。
私は、この瞬間、トップアスリートの魂というものを感じました。
あきらめない精神、最後まで粘り強く戦う精神。
スポーツは実力も当然のことながら、気持ちが大きく関係します。
豊岡選手と一緒に走れて、本当によかったです。
ありがとうございました。


次に、この写真見てください。

これは、大会当日の早朝、ホテルの部屋からとったものです。
この日、朝6時半にホテルを出発する予定でした。
この写真は、私が起きたときにとったもの、朝5時位です。
つまり、出発時間よりもだいぶ早い時間から、
監督始め、メカニック、事務局の皆さんが私たちのレースのために、
準備をしてくれていたのです。
自分の身内をほめるのも変な話しですが、
こういった献身的なスタッフに囲まれてレースができていること、
決して一人でレースを戦っているのではない、
本当にありがたいなと心から思いました。
いつもサポート、ありがとうございます。
これからも、がんばりますので、よろしくお願いします!!


最後に。
わざわざ岩手まで応援にきてくださった方々、
レプリカジャージを手ににぎり、応援して下さった皆さん、
会場にはいらしてないけど、応援して下さったみなさん、
皆さんの声援がなければ、ゴールできていなかったかもしれません。
皆さんの声援があるからこそ、今度もまたがんばろうと思えることも事実です。
ありがとうございます!!


これからも、精進して参ります!!
これからも、RGJへの声援をどうかよろしくお願い致します!!